中谷宇吉郎について


中谷宇吉郎 1900~1962
夜になって風がなく気温が零下十五度位になった時に静かに降り出す雪は特に美しかった。 真暗なヴェランダに出て懐中電燈を空に向けて見ると、底なしの暗い空の奥から、数知れぬ白い粉が後から後からと無限に続いて落ちて来る。 それが大体きまった大きさの螺旋形を描きながら舞って来るのである。 そして大部分のものはキラキラと電燈の光に輝いて、結晶面の完全な発達を知らせてくれる。(中略)
何時までも舞い落ちて来る雪を仰いでいると、いつの間にか自分の身体が静かに空へ浮き上がって行くような錯覚が起きてくる。

中谷宇吉郎「冬の華/雪雑記」より

宇吉郎による雪の研究
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著書目録
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宇吉郎ゆかりの地
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